保健師国家試験合格!:たび猫の保健師学校の思い出

保健師国家試験合格!

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こうして卒業式も終わり、4月1日からの就職を目の前にして、短い春休みがあった。奨学金をもらっていた病院に就職しないことが決定した私は、多額の奨学金の返済が残っていた。しかも、寮に入れると思っていたのに入れなかったので、マンションの敷金・礼金も余分にかかってしまった。だから悲しいかな、卒業旅行に海外に行く金銭的余裕がまったくなかったのであった。

 

こうして私は、特に仲良くなった4人の友達と伊豆へ1泊の卒業旅行へ行った。学生時代最後のお気楽な旅行。本当に楽しかった。みんなお金がなかったので、じゃらんで安いホテルを見つけて行ったのだが、本当に安いだけあり、インチキではないかと思うくらい宣伝とは違う宿泊の内容であった。

 

でもそれはそれでみんなで笑い話とし、本当に楽しく過ごした。1年間よく飲みに行ったり、学校でも色々話をしたり、楽しい仲間であったが、4月からはみんなばらばらである(一人だけ同じ病院に就職する子がいたが)。寂しいが、それぞれ違う分野で活躍し、卒業してからもお互い刺激しあえたらいいなって思った。

 

卒業旅行も終わり、就職に向けて緊張している3月の終わりに、やっと国家試験の合格発表があった。そして無事に合格。もちろん妹も合格。両親の願い通り、新聞の地方欄の“保健師国家試験合格者”の欄には、私と妹の姉妹の名前が並んで載っていた。

 

今まで、娘たちのことであまり人に自慢するネタがなかった両親は、とても喜んでいた。私たちのことをとても可愛がってくれる叔母も「あんたたちは、私の自慢の姪だ」と言ってくれた。

 

こうして2年連続の2つの国家試験受験も無事に終わり、もうしばらくは(二度と?)国家試験を受けたくないと思う私であった。

 

こうして国家試験に合格し、喜んでいる私であったが、4月からは想像以上に地獄のような厳しい生活が待っていたのであった・・・。(詳細は「看護師のお仕事!」を参照してください…・。)

 

 

 

 

 

これでたび猫の保健師学校の思い出は終わりです。
最後までお読みいただきありがとうございました!

 

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また番外編として保健師学校時代のアルバイトについても書いています。
良かったら読んでみてください。

 

 

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