楽しい学校給食♪:たび猫の保健師学校の思い出

楽しい学校給食♪

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私の実習の大きな楽しみ、それは久しぶりの学校給食であった。給食費を払えば実習中給食を食べさせてくれるという。給食費は驚くほど安く、たしか一食200〜300円くらいのものだった。この値段で栄養士さんがバランスよく考えてくれたおいしい給食が食べられるなんて、とても安い!!もちろん私は給食費を払い、実習前から給食はとても楽しみにしていた。

 

先生方の計らいで、私は毎日違うクラスに行き、生徒たちと一緒に給食を食べることになった。勉強をかねて、子どもたちとの触れ合いを楽しんできてくださいとのことだろう。実習中すべてのクラスに行くことはできなかったが、全学年の色々なクラスの生徒たちと一緒に給食を食べることができ、とても楽しかった。

 

私の分の給食は、職員室に用意される。それを持って各クラスに行って食べるのだ。低学年のクラスに行くと、子どもたちはまだ体が小さいので、驚くほど給食の量が少なかったりする。そこへ私が大人分の給食を持って、生徒たちのグループに入って一緒に食べるのだが、子どもたちにすれば私がすごく大食漢に見えたらしい^^;「え〜、先生そんなに食べるの?!」などと言われながら、楽しく食べた。

 

私たちの子どもの頃もそうであったように、大体のクラスが、小グループに分かれ机をくっつけあって給食を食べていた。嬉しいことに、だいたいどのクラスに行っても歓迎モードで、私がどのグループで食べるかをもめてくれていた。そして給食を食べている間は、色々おしゃべりが飛び交う。みんな私に対して好奇心いっぱいなのだった。放課後一緒に遊ぶ約束をしたりとか、かなり大忙しの私であった。

 

そして久しぶりの学校給食は、もちろんおいしかった^^あの値段でこの味なら、本当に毎日でも食べたいと思った。今でもぜひ毎日家に配達してほしいくらいだ。それにコンビニ食などに比べれば、栄養の面でも◎である。

 

もし小学校・中学校に給食がなかったら・・・と私が親の視点から考えると、恐ろしいと思った。私が親なら、あんなありがたいものはないと思ったから。もし毎日お弁当を作るはめになったら、私はとてもじゃないけど、あれほど栄養のバランスを考えておいしい食事を毎日朝早く作って子どもに持たせる自信なんてまったくないからである。

 

もちろん学校給食に反対の人もいるのだろうけど、少なくても私は大賛成だ。私が子どもを産み、その子どもが学校に入るまで絶対になくなってほしくない制度だと思った。

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